2024年4月24日
こんにちは。
新緑の季節になりました。
もうすぐゴールデンウィークになりますので、体調に気をつけて、楽しんでください。
現在、麻疹(はしか)が全国的に広まっているそうなので、これに合わせてコロナやインフルエンザなどもあるので感染症に気をつけてお過ごしください。
さて、ふぐシーズンも終わりになりましたが、今回は、ふぐちりやふぐ刺しについている薬味についてお話をしていこうと思います。
まずは、ネギについてお話をしようと思います。
ふぐの繊細な味を楽しむためには、ネギは欠かせないです。
ネギはいろいろな種類があり、スーパーで売られている白ネギや青ネギ、他に地名のついた下仁田ネギ、九条ネギや深谷ネギなどがあります。
これらのネギは、鍋や焼いて食べるのも美味しいですし、うどんや蕎麦などの彩りとしてもよく取り入れられると思います。
ですが、ふぐ刺しは繊細で淡白なふぐの味を楽しむため、香りや辛味が強いためにあまり向いていないそうです。
他に、分葱(ワケギ)や浅葱(アサツキ)などもありますが、これらはネギの分類には含まれていないそうです。
同じネギでも、下関のみでしか栽培されていないネギがあります。
その名前は、「ふくネギ」と呼ばれていてふぐ料理専用に作られているネギで、下関市の安岡地域のみで栽培されているため「安岡ネギ」とも呼ばれているそうです。
「ふくネギ」の特徴は、太さは1mmほどで、青ネギに比べるとかなり細いネギになります。
そして、香りが良く、食感も柔らかいのが特徴になります。
このネギを3cmほどの長さに切ったねぎを「寸ネギ」と言います。
ふぐ刺しに巻いて食べたり、小口切りにして、ふぐ料理でポン酢と一緒に食べたりすることでお料理が美味しく感じられるそうです。
また、一部の地域での栽培になりますので、お値段もかなり高めになり、スーパーなどで容易くに手に入るものではないそうです。
栽培には、通常のネギと比較すると3倍近い時間がかかるそうなので、とても高価なネギになるそうです。
かくいう、私も「ふくネギ」を食べたことはないので、一度、この「ふくネギ」でふぐ料理を食べてみたいものです。
とてもおいしいんでしょうね(^.^)
食べ方としては、ふぐ刺しは、寸ネギを2、3本をふぐに巻いて、もみじおろしとネギを浮かせたポン酢につけて食べると、ふぐの旨味と歯ごたえとポン酢の酸味がいいハーモニーを奏でます。
想像すると、自然と顔がニヤけてしまいます。
では次回は、他の薬味についてお話をしていこうと思います。