2022年11月25日
11月になり、寒く感じることが増えました。
また、空気も乾燥していますので、体調管理に気をつけてお過ごしください。
今年は、インフルエンザと新型コロナ感染症が同時流行すると言われていますので、体調にお気をつけくださいませ。
さて、寒くなってくると鍋が恋しい季節ですね。
今回は、ふぐ鍋(てっちり)に適した出汁と具のお話をしようと思います。
美味しいふぐ鍋(てっちり)をつくるには、余計なものを入れないことです。
ふぐだけで、美味しい出汁が出るので、肉類や他の魚介類、つみれなどは入れない方がいいです。
なぜかというと、ふぐは淡白で繊細な風味ですので、上記にあげたものをいれるとふぐ本来の風味が損なわれてしまいます。
他にも鰹出汁、顆粒出汁や白だし、麺つゆなどで鍋つゆも作れますが、これらもふぐの味と混ざってしまうのでよくないですね。
ふぐは、材料にお付けしている「出汁昆布」でお出汁を取ること、が一番美味しく召し上がっていただける方法です。
「出汁昆布」は沸騰寸前まで水につけておいて、昆布を取り出したらふぐのアラをいれ、他に野菜やきのこ類からいいお出汁がとれるので、これだけで美味しい鍋になります。
あとは、食べるときには薬味が必要ですね。ポン酢と紅葉おろしとネギも一緒に食べると美味しいですね。
他にも一緒に入れたい食材が、お豆腐とふぐの白子、皮、身を追加して、食べるとなお一層美味しいです。
季節は冬に向かっているようですが、暖かい日もあるのでまだまだお鍋を食べようという感じにはならないかもしれません。
ですが、12月になると寒くなるようなので温かいふぐ鍋(てっちり)でもいかがですか?
また、年末年始にはご家族で集まる機会にぜひ、温かいふぐ鍋を囲みながら、話に花を咲かせてみてはいかがしょうか?
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