2021年5月21日
こんにちは。
前回はマンボウの生態についてお話をしましたが、今回は生息域や生態についてお話をしようと思います。
マンボウは、5種類が特定されいます。
マンボウ属のマンボウ、ウシマンボウ、カクレマンボウの他に、ヤリマンボウ属のヤリマンボウ、クサビフグ属のクサビフグになります。
日本近海で見られるのは前回もお話したとおり、マンボウとウシマンボウになります。
マンボウの生息域は、温帯や熱帯の暖かい海域を回遊しています。
なので、日本の海域に接近してくるのは海水が暖かくなってくる夏から秋にかけてになります。
しかし、マンボウによっては冬から春にかけて日本海域にくるものがいるそうです。
実は、海の浅いところを泳いでいるのはごくわずかで、マンボウによっては水深800mも潜ることができるそうです。
マンボウは、弱くて死にやすいといわれていますが、マンボウが特別に弱いというわけではないそうで、多くの魚に当てはまるそうです。
マンボウは特に、ストレスに弱く胃腸が弱いんだそうです。
なので水族館によると思いますが、エビやアジなどをすり身を団子にして、健康管理のためビタミン剤や漢方などを混ぜてあたえているそうです。
ちなみに、野生のマンボウはクラゲやプランクトンを好んで食べていますが、エビなどの甲殻類やアジなどの小魚なども食べるそうです。
マンボウのもう一つの生態で知られているのが、3億個の卵を持っていることです。正確な数はわかっていないそうです。
多くの卵を産卵して生き残って成魚になるのはわずか2匹程度とのことです。その稚魚は体に多くの棘があり「金平糖」と呼ばれています。「金平糖」からは成魚の姿は想像がつかないですね。
マンボウはまだわからないことが多いそうなので、研究をすすめているそうです。