2019年10月21日
こんにちは。
今回も、ふぐの生態についてお伝えしたいと思います。
前々回は、実はふぐは回遊していたことについてお話しましたが、今回はふぐは砂に潜って休んでいることについてお話していこうと思います。
この砂に潜る行動を「潜砂行動」と呼ぶそうです。
ふぐは自分に危険が及ぶと、歯をカチカチと鳴らしたり膨らんだりで威嚇をするのは、前にお話したと思います。
ふぐは、元来、臆病な魚なんです。
だから、歯を鳴らして威嚇をしたり、膨らんだりして自分を守ります。
砂に潜るのは、睡眠(リラックス)をするため、また外敵から身を守るためなど諸説あるそうです。
夜になると、泳ぎがゆっくりになり砂に潜り、寝ます。
潜り方は、下顎とお腹を使って砂をかき分けて、体が砂に埋まったところで尾びれを使い、体にかけて、最終的には頭だけが出る状態になります。
この状態がふぐにとって落ち着いて居心地のよいかっこうになります。
リラックスしているときは、仰向けや横向きになることもあるそうです。
水族館に行かれたら、ふぐをゆっくり観察してみてください。リラックスしたふぐの姿が見られるかもしれないですね(^^)。




