2016年10月31日
こんにちは。
今回は、ふぐにまつわる「ことわざ」についてお話します。
ふぐは、昔より中国と日本で食べる習慣があり、いろいろな中毒事件などがあって経験的に毒があることは知っています。
前のブログでお話したように、ふぐには肝臓と卵巣に毒を持っています。
中毒症状は食べてから、20分から3時間くらいで症状が現れて、舌のしびれから徐々に全身に広がり、最後は呼吸困難になり、心臓が停止して死亡に至ります。
このように、ふぐは麻痺性の毒を持っていて、命や食べると危険といった意味合いのことわざが多いようです。
それではご紹介します。
河豚は食いたし命は惜しし
意味は、快楽や利益は得てみたいが、後のたたりが怖くてためらうことのたとえになります。
この意味は、美味いふぐは食べたいけど、毒に当たって死ぬかもしれないと思うと怖くて手が出ないことから来ています。
落語で、「そんな儲け話があるのかい?でも、河豚は食いたし命は惜ししだよ。」あります。
読んで見ましたが、面白かったです。
落語の参考文献です。↓
http://www.web-nihongo.com/edo/ed_p029/
ことわざの参考文献です。↓
http://kotowaza-allguide.com/keyword/hu/fugu.html




