2016年12月12日
こんにちは。
今回は、世界最小の淡水ふぐ「アベニパファー」についてお話します。
以前にもお話したふぐにはいろいろな仲間がいます。
その中でも、世界最小でしかも淡水に生息しているふぐ「アベニパファー」がいます。
生息域は、インド南西部にあるスリランカが原産です。
このアベニパファーは、観賞用として飼われているようです。
金額も安価であり、初めて熱帯魚を飼う人でも比較的飼育し易いふぐのようです。
続いては、アベニパファーの魅力をお話します。
先程もお話したように、完全淡水で 世界最小で、しかも複数飼育や混泳が可能で、繁殖可能もできて、比較的安価な熱帯魚になります。
「ミドリフグ」や「ハチノジフグ」という名前のふぐが人気があったようですが、飼育方法が海水や汽水で、難しかったために人気があまりでなかったそうです。
アベニパファーは、販売しているショップでは幼魚で売っています。
幼魚で飼い始めて、「可愛さ」があっても大きくなってくると「可愛さ」が半減してしまう種も多くあります。
でも、アベニパファーは、幼魚で1cmで、大きくなっても4cm程度です。
一般的にふぐは、肉食性が強くて気性が荒いため、他種との混泳は不向きと言われています。
また、アベニパファー同士の飼育でも、困難で単独飼育が一般的です。
基本的には単独飼育が望ましいですが、他のふぐよりサイズが小さいために、個体の性格次第では混泳も可能で、同種を複数飼うならほぼ問題ありません。
ですが、ヒレが噛まれてボロボロになります。
中には気性が激しいものもいて、見境なく攻撃をしかけていく場合もあるようです。
ほぼ同じ大きさのアベニパファーであれば、威嚇はしますが、死なせてしまうような攻撃はしないようです。
繁殖期のオスは、非常に神経質で危険になる場合があります。
また、アベニパファーは、雌雄がわかりやすく、体は黄色で背後に深緑色の光斑があり、成長してくるとメスは、腹部以外に黒いドットが入っていき、オスは目の後ろに深いシワが入ります。
アベニパファーは、若魚から成魚になる過程で、性差が出てきますから、同居させることで繁殖の機会があります。
観賞用のふぐで、アベニパファーは繁殖例がもっとも多いそうです。
こちらは参考文献です。↓
http://matome.naver.jp/odai/2138208106821729901?page=1