2020年5月14日
こんにちは。
新緑の季節になりましたね。
暑い日が続きます。そして、COVID-19も気になりますね。
前回、てっぴの栄養素についてでしたが、今回はふぐの栄養素のマリンコラーゲンについてお話をしようと思います。
では、主な栄養素についてお話をしていこうと思います。
ふぐに含まれる三大栄養素のタンパク質、ミネラル、ビタミン類を多く含んでいます。そして、何より脂肪が低くわずが0.3%です。
そして、コラーゲンです。コラーゲンを含む食材は多く、豚足や鶏手羽などがあります。
中でも、ふぐの皮に含まれているゼラチン質は「マリンコラーゲン」といって、脂質もほぼなく美容に嬉しい食材です。
しかし、先程あげた鶏手羽や豚足にあるコラーゲンは「動物性」で、カロリーを取りすぎてしまうため、避けたいですね。その点、ふぐの皮は、「海洋性」のため、コラーゲンを効率よく摂取することができ、肌や髪、爪だけでなく、骨を強くし丈夫にもする作用があります。
他にもいいことがありますよ。
アミノ酸の一種であるタウリンは、血管を強くする効果があり、高血圧や動脈硬化などの予防になります。
ふぐ皮の黒い部分には、ミネラル成分のセレンが含まれています。
このセレンは、酵素やタンパク質の一部を構成し、抗酸化作用があり、免疫力を高める効果もあり、抗がん作用もあります。セレンは、藻類、魚介類、卵黄、肉類に多く含まれています。
ふぐは、皮だけでなく身にも栄養素が含まれています。旨味成分のグルタミン酸とイノシン酸を含んでいます。
グルタミン酸は、美肌効果や解毒作用と認知症予防に、イノシン酸にも美肌効果や代謝アップや疲労回復効果があると言われています。
ふぐは、味もいいし、高タンパク低カロリーで女性に嬉しいコラーゲンもあり、美容と健康に適しています。
季節は過ぎてしまいましたが、また美味しい季節になったら“てっさ”や“ふぐちり”を食べて幸せな気持ちになっていただきたいと思います。




