2012年11月12日
季節毎に食べ物は、一番美味しい時期というものがあります。これを日本では「旬のもの」といいますよね。
旬のものは、他の時期にくらべて沢山採れるというだけでなく、栄養的にも味としてもたいへん優れているわけです。
昔から人は、自然と共に暮らし、季節毎に旬のものを大量に食して来たわけですが、資源が枯渇することもなくうまくバランスが取れて来たのです。つまり、旬にそれを食べるということは、人間を含めた自然のひとつの生態系として成り立ってきたとも言えるのかもしれません。
いうまでもなく、ふぐの旬は冬ですよね。
「ふぐは身体で味わう」
と言われるほど、数ある魚の中でも、最も「旬」を感じさせてくれる「冬鍋の王様」といって決して過言ではないのではないでしょうか。
どうぞ、藤吉のふぐ宅急便で、冬の王様「ふぐ料理」を、ぜひ身体全体で味わってみてはいかがでしょうか。
ーー参考文献ーー
書 名:ふぐの文化
著 者:青木義雄
出版社:成山堂書店




