2013年10月18日
数年前に「ふぐとは?」という題名で、その定義や生態などを記事として投稿しましたが、
改めて、意外と知らない河豚のことを紹介してみたいと思います。
今回は、その名称の秘密から。
河豚の名称について
フグ目フグ科に属する海産魚の総称を「河豚(ふぐ)」といいます。
生息地は世界中の温帯、熱帯の海に広く分布し、日本近海には約40種類がいると言われています。
食用として使われるのは、
冬鍋の王様とら河豚をはじめ、
マフグ・クサフグ・サバフグ・ヒガンフグ・コモンフグ・アカメふぐ・ショウサイフグなどがあります。
ここで本題ですが、
フグの名称の由来は、口の中の水を吹き付けて餌を探す習性から「吹く(フク)」が「フグ」に転訛したという説があるそうです。
「河の字」は、中国では、長江などの河に生息していることから。
「豚の字」は、威嚇するとブーブー鳴くことや、膨らんだ姿が豚のように見えることから来ているそうです。
ちなみに、英語でフグを「Puffer」といいます。
これは、「膨らむ魚」とか「丸い魚」という意味を持つそうですよ。
次回は、「フグの形態について」をお送りします。
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