2010年8月2日
『ふぐ』について、知っているようで知らないこと、あるかと思います。
このページでは 『ふぐ』について改めてご説明します。
ふぐ(フグ、河豚、鰒)とは、フグ目、特にフグ科に属する魚の総称。
185種の魚がフグ科に分類される。そのうち食用とする種として、トラフグ、マフグなどが有名。クサフグなど、体全体に毒がたまる種もおり、このような種は食用には適さない。汽水、淡水性のフグの一部の種は、観賞魚として人気がある(淡水フグ参照)。
卵巣や肝臓などにテトロドトキシンという猛毒を持つものが多く、外的に会うと大きく腹をふくらませて威嚇するのものいる。
ふぐの特徴
興奮させると、腹部(胃)を膨らませる姿がよく知られる。この姿から英語では “Pufferfish” といい、これは「膨らむ魚」という意味を持つ。腹部にとげ状の短い突起がある種もいる。 日本名で「河豚」と書くが、「豚」と書くのはこの体型の事を指しているのではなく、フグは身の危険を感じると豚のような鳴き声を発することから「豚」の文字が当てられている。なお、中国語でも「河豚」という呼び方を使っている。「河」と書くのは古代中国では黄河など河川に生息していたためである。
歯(顎歯)がよく発達しており、これが融合した強靭な4つの歯を持つ。主に、海水魚で、汽水や淡水に生息する種もいる。 その愛嬌のある姿から、キャラクター化されることもままある。また、一般的に硬骨魚はまぶたを持たないが、フグは油瞼という膜で目を覆っている。といっても瞬間的に開閉するものではなく十数秒かけてゆっくりと閉じたり開いたりする。
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