2025年6月16日
こんにちは。
6月ですね。
梅雨に入りました。
雨の多い季節になり、菖蒲や紫陽花が美しい季節になりました。
湿度が高く気温も高い日があると思いますので、体調や水分補給に気を付けてたいですね。
今回は、ふぐにも天敵がいるのかということについてお話をしようと思います。
ふぐには毒があるから天敵がいないのではないか、と思うこともあると思います。
しかし、ふぐにも天敵はいます。
成魚になったふぐは、「テトロドトキシン」という強い毒があるため、ほかの魚が察知していて食べないのではないかという説があります。
しかし、稚魚のふぐは、毒性が弱いためにほかの生き物に食べられているのではないかということです。
なので、無敵というわけではないと思われます。
しかし、成魚のふぐでも、間鴎(かもめ)や大きな魚などが間違って食べられてしまうこともあります。
捕食した魚や鳥にテトロドトキシンに対して耐性があるわけではないため、人と同じように毒にあたっているのではないかと思われています。
とらふぐは体長70cmを超える大きさ、さばふぐはとらふぐに比べ30cmと小さいですが大型のふぐになります。
これらのふぐにくらべ、くさふぐやしょうさいふぐは15cm以下と小型のふぐになるのですが、上記にあげた大型のふぐが食べることもあります。
ふぐ同士ですと、テトロドトキシンの毒に対して耐性を持っているので、問題なく生きていけるということになります。
まとめると、ふぐはつよい毒を持っているため、毒に耐性がないほかの魚や鳥からあまり狙われることはあまりないようですが、同じ毒をもつふぐには種類や大きさが違うことによって天敵になりうるということです。
現代のように化学が発展していない時代に先人たちは、ふぐを毒のある部位も含めて食べ、そして毒の部位を選別した先人たちは素晴らしいとしか言いようがないですね。
今こうして美味しいふぐを食べられるのは、こうした先人たちの食へのこだわりがあったからこそなのかもしれないですね。