2025年12月1日
こんにちは。
12月になりました。
本格的に寒くなり、鍋の美味しい季節になりました。
少し贅沢をしたいなぁという時に、「ふぐ鍋」はいかがでしょうか?
当店では天然のとらふぐを取り揃えておりますので、ぜひご賞味ください。
先月、とらふぐの尾鰭(おひれ)はひれ酒に使えるのか?!①をお伝えしました。
今回は、ひれ酒の美味しい淹れ方をお伝えしようと思います。
まず、ひれ酒を楽しむためには、蓋つきの酒器をおすすめしますが、ないからと言って酒器を購入する必要はないです。
なければ、湯呑みなどを使い、アルミホイルなどを蓋がわりにすることで、おいしいひれ酒をつくることができます。
まず最初にすることは、ひれを炙ることから始め、酒器は熱湯を注いで温めておきます。
ひれはコンロやオーブントースターなどで、弱火で炙り、表面に気泡がでてきつね色になるまで炙ります。
温めていた酒器のお湯を捨てて、炙ったヒレをいて、沸騰直前まで温めた酒を入れ、蓋をして蒸らしていきます。
ここでおいしいひれ酒を飲むには、熱燗の温度は75〜80度以上の沸騰直前が一番いい温度になります。
なぜかというと、魚の生臭さが抜けてさらに、ふぐの旨味成分が酒に溶け込み美味しくなります。
酒の温度が低いと、美味しいひれ酒を味わうことができないので、ご注意ください。
蒸らした後、蓋を開ける瞬間にマッチやライターで火を近づけると青白い炎がでて表面の気化しているアルコールを飛ばすことができ、ひれ酒のような熱燗でもむせることなく飲むことができます。
また、飲むときはとても熱いので火傷に注意して飲んでください。
ひれを入れたままにして飲む方もいらっしゃいますし、途中で出して飲む方もおられますよ(^-^)
ひれ酒は、2杯目にも美味しく楽しむことができます。
1杯目では、浸したひれを途中で出しておくことで、お酒の味が濃くなりすぎず、2杯目に浸した時も旨味がでます。
本格的に寒くなってきたので、週末などに少し贅沢をしたあと、冬の夜長にゆっくりとお酒を楽しむのもまた一興ではないでしょうか?




