ふぐの豆知識
さて、前回の「もみじおろしの作り方」に続きまして、今回のふぐ豆知識は、「ふくちり(ふぐ鍋)の作り方」と題して書いていきます。
当店「料亭のふぐ宅配便 藤吉」のふぐ鍋セットにも、簡単な調理方法のビラをお付けしておりますが、この内容を少し掘り下げてご紹介していきますね。
ふくちり(ふぐ鍋)の作り方
<材料>
[野菜]
白菜・しらたき・葛きり・人参・春菊
白ネギ・椎茸・えのき・生麩・お餅など
[薬味]
もみじおろし・小ねぎ
※もみじおろしの作り方はコチラをご覧ください
※小ねぎはできるだけ小さくきざんだ方が美味しいです
<炊き方の手順>
①材料が準備出来たら、土鍋または鉄鍋に、こぶの出汁を入れます。
②出汁が沸騰しましたら、ふぐの身を人数分(1人につき2〜3切れが目安ですが、お好みによって調整してください)投入します。 この「河豚の豆知識」を読む»
こちら山口県は、朝晩冷え込む日が多くなってきました。
もう暫くすると、山々が色付き始めてまた美しい紅葉シーズンの到来ですね!
そして、皆様お待ちかねのふぐの季節もやってきます!!
さて、今回のふぐ豆知識は、ふくちり(ふぐ鍋)で欠かせない、もみじおろしの作り方をご紹介します。
「料亭のふぐ宅配便 藤吉」のふぐ鍋セットに同梱されている、ふぐ鍋の相性を一番に考えてつくられた「藤吉オリジナル特製ポン酢」に入れると、最高にふぐ鍋を堪能出来るもみじおろしです。
もちろん、ふぐ鍋セットにも付いて来ますが、もっとたくさん使いたい方には、チェックしておきたいレシピですね!
では書いていきます。
<もみじおろしの作り方>
①まず、おろし金などを使って大根おろしを作ります。
おろし方としては、大根の繊維に沿って「縦」におろすと辛くなりません。 この「河豚の豆知識」を読む»
あともう少しで、とら河豚が最高に美味しい季節がやってきますね♪
当店藤吉でも来月の中頃には、また販売開始しますのでお楽しみにお待ちくださいね!
販売開始は、当サイトのトップページでお知らせさせていただきます。
さて、本題の「ふぐヒレ酒の入れ方」です。
当店でも販売している「ひれ酒用ふぐひれ」ですが、
意外と美味しい入れ方を知らない方も多いのではないかと思いまして(^^

せっかくのふぐヒレですので、そのポテンシャルを最大限に引き出して、最高の香りと旨味を堪能したいものですね。
では説明していきます。
ふぐヒレ酒の入れ方
1)適量のふぐヒレをオーブントースター等で炙る
お酒の量との目安としては、だいたい、1合につき1枚程度がよろしいかと。
焦げないようにアルミホイルなどを敷いて、弱火でじっくり炙って下さい。
もちろん、オーブントースターでなくても、炭火の七輪などあれば尚良いですね♪
生臭さを抜くために、焦げる一歩手前または、少し焦げるくらいまでじっくり炙るのがコツです。
2)湯のみに炙ったふぐヒレを入れる
程良く炙り上がったら、湯のみにふぐヒレを入れて、75度くらいに熱めにした熱燗を注いでいきます。
充分注いだら、すかさず、フタをして3分から5分ほど蒸らせば出来上がりです。
75度といえばかなり熱めの燗ですが、熱めにするのは、ふぐヒレの香りや旨味を充分に、引き出すためです。
ですので、2杯目は少しぬるめの燗でも、良いと思いますよ。
このふぐヒレには、旨味成分であるアミノ酸がたっぷり入ってますので、独特の美味しさが、ファンを魅了しているのでしょうね。
人によっては、火をつけてアルコールを飛ばして、スープっぽくしていただくのが好きな方もいるようです。
「ふぐ茶漬け」の簡単レシピが、お料理レシピのサイト「クックパッド」に掲載されていたので紹介してみます。
材料
ごはん・・・・・・・・・・・・・・・軽く一膳分
お茶漬けの素・・・・・・・・・・・・一人分
細ネギ(輪切り)・・・・・・・・・・適量
梅干し・・・・・・・・・・・・・・・ひとつ
緑茶(濃いめ)・・・・・・・・・・・適量
河豚刺し・・・・・・・・・・・・・・好きなだけ
作り方
①下準備
◎細ネギを切っておく
◎ブクブク沸騰したお湯で濃い目に緑茶をつくっておく
②丼に盛る
丼にアツアツのご飯をよそい、ふぐ刺しをご飯が見えなくなる程度に敷き詰める
その上に、
「お茶漬けの素」
↓
「細ネギ」
↓
「梅干し」
の順でのせる
③仕上げ
②に、熱々の緑茶を、具がすべて隠れるくらい注げば出来上がり!
ポイントは、緑茶をアツアツかつ濃いめに入れるところだそうです。
お好みで、胡麻や大葉を入れても美味しいみたいですよ。
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9月も明けて山口県は少しずつ朝晩の冷え込みを感じるようになってきました。
ことしもふぐ料理のインまで、もう少し!というところですね。
さて、毎年恒例となってきました、
ふぐに関する豆知識の連載を、ことしもスタートします。
などなど、 この「河豚の豆知識」を読む»
厳しい自然界をたくましく生き抜いて来た河豚は、実は驚異的な生命力を持っています。
前回の群産卵の熾烈な生存競争も特筆すべきですが、河豚は外敵に襲われ、例え全身が傷ついても、背ヒレや尾ひれを失っても、悠然と元気いっぱいに泳いでいるその光景も時折見かけるそうです。
そういった、そもそも河豚が持つ生命力に加えて、
◎目を閉じることが出来る魚である
◎音を出して威嚇出来る
◎膨張して威嚇出来る
◎鋭い歯や猛毒を持っている
などなど、ふぐは外敵から身を守るための独自の進化を遂げて来た、とても珍しい魚といえるでしょう。
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全国的にますます冷え込んで来ているようですが、皆様風邪などひいてませんか?
こんな寒い日は、藤吉の絶品のふぐ料理で、日本中の人々に心も身体も温まって欲しいな、と思う今日このごろです。。。
さて、前回の記事で、ふぐの最も美味しい時期は産卵前の2月であると紹介しましたが、今回はふぐの産卵について書いてみます。
フグ科の河豚の内、
◎トラフグ
◎クサフグ
◎ヒガンフグ
は、群れで産卵を行ないまして、これを群産卵といいます。
一方ふぐの中には、一対一での産卵をするものも居ます。
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