2018年9月3日
こんにちは。
前回は、ふぐの仲間「ミゾレフグ」についてお伝えしましたが、今回はふぐと関係のある海の生物についてお伝えしようと思います。
「ドラッグ」など遮光品でハイになったりするのは人間だけではなさそうですよ。
イルカは、ふぐでハイになっているそうですよ。
イルカは、ふぐをキメてハイになっているというのは、近年イギリスなどの複数のメディア言われているそうです。
数頭のイルカの群れが、ふぐを捕まえて口に咥えて泳ぎまわる姿が捉えられています。
ふぐは噛み殺されたり、引きちぎられたりすることはなく、ただイルカの群れに囲まれ軽く噛まれて、開放されたとおもえば他のイルカにくわえられている、ふぐがかわいそうになってきます。
ですが、ふぐをくわえたあとのイルカたちは、うっとりしている表情に見えるそうです。
ようやくふぐが開放されたあとの、イルカたちは、海面に鼻先を向けて静かに波間に漂っている様子が捉えられていました。
イルカたちは、ふぐを噛んだあと、奇妙な振る舞いをし、水面の光の反射に魅了されている様子だったそうです。
ふぐは、ご存知のとおり猛毒のテトロドトキシンを持っています。そして、危険にさらされると毒を放出して捕食者から逃げることができます。
イギリスの「BBC」によりますと、ふぐの猛毒はごく少量であればこころを穏やかにする鎮静作用を与えてくれるそうです。
つまり、イルカはふぐ毒を自分たちの鎮静作用に使っているかもしれないということです。
日本でも、毒のある肝をひそかに楽しむ人々も多いようです。ふぐの肝は濃厚で舌に乗せたときピリピリとするところがよいといいますが、もしかしたら軽くトリップ感を味わえるのかもしれないですね。
でも、非常に危険ですので、試そうとは思わないでくださいね!
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http://tocana.jp/2018/04/post_16487_entry.html